性依存症を治すための、専門機関によるプログラムがあります。
しかし、中途半端に参加しているのでは治すのが厳しいそうです。
そこに通うまでの気持ちの変化をお伝えします。
🔽性依存症という病気だと分からなかったら、専門機関に通おうとは思いませんでした。きっかけはこの記事に載せています。
性依存プログラムに通う決意をするまで
僕は盗撮で過去3回警察のお世話になりました。
1回目も2回目も、刑務所に入ることはありませんでした。(3回目の今回は、どうなるか分かりません)
過去2回では刑務所に入らなかったとはいえ、職を失い、離婚も経験しました。十分な制裁を受けたと思っていました。
しかし、そんな思いをしたというのに盗撮をしたいという気持ちが完全に無くなるわけではありませんでした。
気持ちを落ち着かせるという薬を飲んでいましたが、次第に飲まなくなってしまいました。
飲まなくても大丈夫と思ってしまったのと、薬代を払うのがもったいなかったからです。
そして時間が経つと、当時の後悔を忘れてしまってまた同じことを始めてしまうのです。
性依存クリニックを訪ねる
3回目の事件を起こしてしまった後に、クリニックの先生を訪ねました。
そこでの先生の言葉により、自分の考えが変わりました。
「ここまで辛い経験をしてきたというのに、それでもまた盗撮をしてしまうというのは異常。普通は見たいと思ってもとどまることが出来るはず。」
ここで、今まで自分の認識が甘かったことに気付きました。
これだけ後悔したのだからさすがにもう盗撮なんてしないだろうという気持ちでいたのに、またやってしまう。
これは「依存症」という病気であるということを知りました。
病気なので、治療をしないと改善の見込みはありません。継続してプログラムに通うことにしました。
自分の意志が弱いからでなく、病気が原因ということが分かって、本格的に向き合おうという気持ちになれました。
週6日にするか、週1日にするか
ここで、問題が一つあります。
コースを選ぶことが出来るのですが、片方のコースが週6日、もう片方のコースが土曜日のみとなっています。
本当に治していくなら、週6日の方でないと厳しいと言われました。みっちり取り組まないと治らないのです。
しかし、週6日の場合は仕事を辞めないといけません。
今まで、根本のところから治そうとしなかったことが盗撮を繰り返す原因でした。
中途半端に対応していたら、また数年後に再犯してしまうと思います。
だから週6日のプログラムの環境に入ることで徹底的に治すことにしました。
しばらく妻と別居して実家に戻り、失業保険やアルバイトを収入源にしながら、一年間プログラムを受けて自分と向き合うことに集中することにしました。
いい歳して、無職で実家にいる…。この情けない状況に耐えるのも厳しいです。
しかし、妻に指摘されて分かりましたが、僕にはちっぽけなプライドがあります。
散々周りを苦しい思いにさせておきながら、そんなことで悩んでいる場合ではないのです。
また、一年間の治療を終えた後も、月に一度くらいのペースでは通おうと思っていて、定期的に性依存のことや盗撮をしてしまったことを思い出していきます。
メインページで自己紹介もしていますので、よければご覧ください。
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