《性依存日誌60》懲戒免職と実名報道

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性依存日誌

僕は、最初の盗撮事件を起こした時は公務員でした。

処分の結果は懲戒免職で、実名報道されました。

本記事ではその時の話を淡々としていきます。

辛い思い出ですが、同じような思いをされている方の励みになればと思います。

盗撮で現行犯逮捕

僕が公務員だった頃です。

飲んだ後の帰り道で、アパートの窓から部屋の中を盗撮してしまいました。

その際に通報されて現行犯逮捕されてしまいました。

警察署に拘留されましたが、2日間で釈放となりました。

その後、被害者の方とは示談となり、刑事処分としては不起訴になりました。

職場での処分は懲戒免職

しかし、職場には警察から連絡がいきました。

それを聞いた職場から呼び出しがあり、事情を話しました。話し合いの場所はファミレスでした。

とりあえず職場には出勤せず、自宅待機となりました。

病院で鬱と診断していただき、しばらく出勤しないこととなりました。

そして、数週間後に役所から呼び出しを受け、聴取を受けました。

広い部屋に通され、10人くらいの職員の方に囲まれながら答えていきました。

とてつもなく重々しい雰囲気での聴取でした。

さらに2週間後、行政での処分が下る日、懲戒免職となりました。

懲戒免職と聞いた時に、足が震えて歩けなかったのを覚えています。

数時間後に実名報道

その数時間後に、ネットニュースにも出てしまいました。

僕のことを知ってる人は、これを見てどう思うだろう…そんなことを考えるのも恐かったです。

すぐにネットニュースを見た数人の知り合いから電話が来ました。

隠しようもないので、本当のことを言うしかありません。

電話では「とりあえず死ぬな」ということを言われました。

しかし、もういっそのこと楽になってしまいたいとも思いました。

ネット記事は拡散され、自分の名前で検索すると、懲戒免職の記事がたくさん出るようになりました。

もう何の仕事にも就けないし、誰にも会えないと思いました。八方ふさがりです。

処分に納得がいかない

絶望感もありましたが、同時に処分に対して納得がいかないとも思っていました。

今までの事例を見ても、当時は盗撮で懲戒免職というのがなかったのです。

(もちろん、時代とともに厳しくなっているので、現在では盗撮で懲戒免職というのは珍しくはありません。)

処分を覆すために、異議申し立てをしました。

過去の事例と処分を集めて、いかに自分の処分がそこまで重くないかをアピールしました。

そして、異議申し立てに関して行政での審査が行われました。

しかし、処分は覆りませんでした。結果は書面で知らされました。

完全に諦めるしかなく、本当に悔しかったです。

しかし、よくよく考えてみれば、心からの反省をせずただ保身に走っていたと思います。

その点で、心から反省していない僕は再犯してしまう要素があったのかなと感じています。

懲戒免職のその後 再就職に向けて

このまま引きこもるわけにもいきません。

仕事を探そうと、派遣でコールセンターの仕事に応募しましたが、落ちました。

大手の会社のコールセンターだったので、おそらく名前をネットで検索したのでしょう。

母体が大手のところには応募しないようにしました。

その後に、大手ではないところに応募して採用が決まりました。コールセンターのアルバイトです。

LEDの営業の電話でした。嫌な反応を受けながら、それでもめげずにかけていきます。

私生活でも孤立し、アルバイトでも人から嫌がられるという、自己肯定感のどん底の日々でした。

その間も、正社員の就職活動は続けていました。

採用の選考で名前を検索されないような、小さい会社に応募していきました。

懲戒免職のことはバレるかもしれませんが、もうここまで来たら仕方の無いことです。

苦しい気持ちの中就職活動を続け、6、7社から内定をいただきました。しかし、どこも怪しい会社ばかりです。

最終的には、スーパーの店員として採用が決まりました。

この後の話は、機会があればさせていただきたいと思います。

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