《性依存日誌22》支えてくれた妻に限界が来てしまい…

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性依存日誌

今までずっと支えてくれていましたが、ついに妻にも限界が来てしまいました。今回、かなりの長文になりました。

妻と電話で話している中で…

いつも通り、妻と電話で話していました。

その途中で、話の流れが変わってきました。

「小さい女の子が(性的に)好き?」

と、唐突に聞かれました。

事件後、妻からは性依存症に関する様々な質問をされていますが、これは僕の根っこの部分を知ってくれようとしているためです。

僕は子供が好きなので、そのような心配もしたのでしょう。

もちろん、そんなことはないと答えました。

しかし、嘘をついているかもしれないと信じてくれません。

それも無理はありません。妻に隠れて盗撮をしていたのですから。

「好きだけど信じることが出来ない。どうしよう」

と、電話の向こうで泣いていました。

それに対して、僕は何も言ってあげることができませんでした。

正直なところ、僕には為す術がなかったんです。

時間をかけてプログラムに通い続けながら自分のことを知っていくことしか…。

そして、妻から一言、

「もう、自殺する!」

と言って電話が切れてしまいました。

本当に会うのをやめてほしい

何度電話をかけてもつながりません。取り乱すほど焦りました。

やむを得ずお義母さんに報告し、僕はタクシーで高速に乗り、妻の実家近くまで行きました。

どこにいるかは分からなかったのですが、少しでも心当たりのある所へ行くことにしました。

とにかく、無事であってほしい。

向かう途中でお義母さんから連絡があり、無事に家に戻ったと知りました。

そして、お義母さんからは、会うのをやめてと言われました。

僕はプログラムに通って家族もいて大丈夫だろうけど、妻はこのことで一人きりで苦しんでいて限界にきている。

僕から会おうと言ってしまったら、当然会いに行ってしまう。だからもう会うのはやめようと言ってほしい。

治療が終わる一年後、それでも会おうという気持ちがあるなら、その時に考え直せばいい。

お義母さんが言ったからと言ってしまったら親子の関係まで崩れてしまうから、自分の口から言ってほしい。

と言われてしまいました。

やはり、性依存症という病気だということは分かってもらっても、自分の娘と一緒にはなってほしくないと思っているのは明らかです。

電話がつながった!

2時間くらい待っていたところ、妻から電話がかかってきました!

GPSで僕の居場所を見て、思わず電話したとのこと。

どうやってそこまで行ったのか気になったのと、問題行動をしていないかというのが心配で思わずかけたそうです。

無事を確認して、本当に良かったという話をしました。また、妻はやはり一人で思い詰めているのが辛かったそうです。

お義母さんから言われていた「会うのはやめよう」という話をしました。

また、僕は一年間かけて性依存症を治すけど、それまで待ちきれなかったらその時は大丈夫とも言いました。

妻もやはり、僕のことで悩み続けるのが苦しかったそうで、それが僕の意見ならと了承してくれました。

でも、一年間会わないのは無理と言われました。正直なところ、会いたいと思ってくれるのは嬉しいです。

とりあえず今度の土日は会うのをやめて、その後どうするかは考えることにしました。お義母さんとの約束もある手前、会うのは難しいです。

会うということは、約束を破ることになってしまうので。

最後に妻にこう言いました。

「しばらく会うのはやめようと言ったけど、一緒になることを諦めてはいないよ。

お義母さんやお義姉さんに理解してもらわないといけないので、それまでにやれるだけのことをやっていくよ。」

やれることとは、プログラムで自分のことを深掘りして今後安心できるような答えを見つけること。

そして、一緒に生活出来るように、仕事を見つけることです。

ちなみに、その翌日はいつも通りに笑ったり真面目な話をしたりの電話をしました。

これから先、ハードルは高いですが、必死で取り組みます。

メインページで自己紹介もしていますので、よければご覧ください。

セキララ性依存日誌

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