《性依存日誌14》いい歳して両親と一緒に出かけることは恥ずかしい?

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性依存日誌

性依存症プログラムと実家の往復の日々。そして、問題行動を避けるため、夜は早く帰らないといけない。

そんな制約だらけの僕を見かねて、両親が外出に誘ってくれました。

いい歳して両親と出かけることは恥ずかしい

休日に、両親と一緒に日帰りで遠出しました。

埼玉県秩父市の「天空のポピー」という、一面にポピーが咲いている場所へ行きました。

見渡す限りポピーだらけで、とてもきれいな光景でした。

携帯のカメラは封印しているため、父の撮った写真を送ってもらいました。

その帰りに、ショッピングモールへ行ってお昼ご飯も食べました。

こうして、両親と一緒にどこかに出かけるというのは10年以上振りです。

いい歳して、親とどこかに出かけるということに恥ずかしさを感じていました。

両親に対する恥ずかしさと、周りから見られてる恥ずかしさと…。

この歳になって自立できていないと思われたり、自分の子供を連れている同年代の人と比べる自分を比べて情けなく思ってしまったりしました。

せめて、車の運転だけでもと思い、僕が運転をしました。

以前の自分なら、現地に着いてから車の外に降りて出るのも恥ずかしがっていたので、車から出ずに待っていたことでしょう。

以前よりは周囲の目を気にしなくなった

今は、そんな自分を客観的に見ることが出来るようになってきました。

悔しいとか情けないと思う気持ちもありますが、以下のようなことを考えるようになりました。

  • 恥ずかしいと思っているのは、この歳になって親に連れてってもらっているということ。
  • 一緒に出かけるというのは親孝行でもあるのでは、と考えるようになった。
  • 両親は僕のことを気遣って誘ってくれているのだから、とてもありがたい。
  • 今回の事件がなければ、親と一緒に遠出する機会はずっと来なかったかもしれない。
  • そもそも、周囲の人は僕のことを気にして見ていないから、必要以上に気にすることはない。

プログラムに通ったり、本を読んだり、妻をはじめいろいろな人と話したりすることで、これらのことに気付くようになりました。

それにより、周囲の目を気にすることがなくなりました。

今までは余計なことを気にして、自己肯定感を下げるようなことを自分の心に言っていたんですね。

いい歳して両親と出かけるということが問題だったのではなく、それを恥ずかしいとしか感じない自分が問題だったようです。

この記事を見て、親と出かけることはただ恥ずかしいという考え方が変わってもらえれば幸いです。

メインページで自己紹介もしていますので、よければご覧ください。

セキララ性依存日誌

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