依存症の治療を始めてから半年が経過して変われたこと

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性依存日誌

依存症を治すためにクリニックに通い、半年が経過しました。

通うために仕事を辞めました。とても大きな決断でした。

しかし、ここまでしたからこそ事件当時の自分とは大きく変われたことを実感しています。

それらを一つずつ振り返っていきます。

気持ちが前向きになっている

まず、気持ちが前向きになりました。

事件を起こしてから絶望と後悔の気持ちが強く、なかなか前向きになれませんでした。

しかし主治医からは、

「あの頃が良かったと過去を振り返るのは、過去を美化して満足しているナルシストだ」

ということを言われ、振り返らなくなってきました。

また、じっくり時間をかけて少しずつ今後の治療のこと、生活のこと、仕事のことなどを考えることが出来ました。

これらを考える時に必要なことをプログラムの講義で学べました。

事件が無かったら、ゆっくり考える機会はなかったと思います。

自分のことを深く見つめられた

プログラムを受けていく中で、自分のことを深く見つめられるようになりました。

僕は、子どもの頃から親の顔色を伺ってしまい、自分の思い通りの言動が出来ませんでした。

そして大人になっても、自分の感情を溜め込んでしまって発散しないでいたのだと思います。

それが、やってはいけないことをコソコソとしてしまうようになります。

盗撮をしてしまう背景に、このような環境も関係しているのです。(だからと言って、もちろん許されることではありません)

このようなことに今まで気付くことが出来ませんでした。

自分の根本的な問題点に気付き、それを克服するために自分を変える必要性を感じました。

話せる人達と出会えた

ほぼ毎日プログラムに通っていることもあり、クリニックで依存症のことを話せる人達ができました。

クリニックに通院するまでは、依存症のことは家族以外では医者にしか話せなかったです。

しかし、今はデイケアのミーティングや休憩時間など、いろいろな人と話せています。

センシティブな内容なだけに、絶対に人には話せませんでしたが、お互いのことを話すことで気持ちが楽になり、一人じゃないと感じることもできました。

また、依存症のこと以外にも、たわいもない話をすることも多いです。

仕事を辞めた上に、知り合い等の連絡も絶っているので、気軽に話せる存在というのはとてもありがたいです。

依存症のことを知ることができた

講義のプログラムでは、依存症のことについても学んでいます。

やめられない脳のメカニズムや、対処法についても学びました。

今までこれらのことを知らずに、意志が弱いと自分を責め続けていたのです。

これでは自己肯定感も下がって悪循環です。

依存症と向き合っていくためには、勉強が必要だと実感しました。

再発しない環境が整った

再発しないためには、環境を整えることが必要です。

そのために、自分で決めたルールがあります。

  • 携帯のカメラをふさぐ
  • GPSで家族が自分の居場所を分かるようにする
  • 特別な用事がなければ、夜19時までに帰るようにする

ということを守り続けています。

僕は、夜に女性の部屋を盗撮してしまっていたので、このようなルールにしています。

自分の生活に制限を設けるのは楽なことではありませんが、これを守り続ければ盗撮することはないのです。

今は、このルールを守り続ける環境が整っています。

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