問題行動をしないための「二次ブレーキ」って、そんなに大事なのかな?無くてもいいんじゃない?
二次ブレーキは必要ないと思っていた
二次ブレーキとは、想定内でなく想定外の状況で、問題行動を起こしてしまいそうになった時への対処方法です。
例えば、痴漢をしないために普段から満員電車を避けて乗るようにしているのに、たまたま満員になってしまった場合です。
僕は盗撮をしないように、携帯のカメラをふさいで使えないようにしています。
それにより、「撮りたくてもカメラが使えないから物理的に撮れない」という状況を作っています。
僕は、カメラが使えないなら撮りようがないから二次ブレーキは必要ないと思っていました。
しかし、クリニックの参加者の皆さんは違います。それぞれちゃんと二次ブレーキとしての対処方法を考えているのです。
僕の意識が低かったのかもしれません。
二次ブレーキが必要なのはこんな時
二次ブレーキが必要になる時は、想定外での状況になってしまった時です。
僕は夜、アパートの部屋の中で女性が生活している様子を盗撮してしまっていました。
その僕があらかじめ取っている対策は、
- なるべくアパートに近づかない。
- 夜に出歩かない。やむを得ず夜に外出する際は寄り道をしない。
- カメラを使えないよう封印する。
- GPSをつけて、不自然な場所に行っていないかチェックしてもらう。
これらが普段取っている対策です。
しかし、これらの対策が通用しない場面が出てきてしまう恐れがあります。
その時に二次ブレーキを使います。
二次ブレーキは、普段想定していない状況で問題行動をしてしまいそうな場面で取る対策です。
二次ブレーキの訓練をしてみる
二次ブレーキは、いきなり本番で出来ません。訓練をする必要があります。
ここで注意しておきたいことがあります。
「ミニスカートの女性が近くに来たら離れる」という二次ブレーキを設定して練習しようとした場合…
ミニスカートの女性を意識して探す癖がついてしまいます。これでは逆効果です。
ではどうするかと言うと、別の対象で練習します。
練習の時は「ジーンズを履いた男性」のような感じで設定すれば大丈夫です。
僕の場合は、アパートそのものを意識してしまうと逆効果なので、他のもので設定する必要があります。
そこで、アパート周辺の花や木の小さな変化に注目することにしました。
具体的には、花がもうすぐ咲きそうだなあとか、葉っぱが多くなってきたなあとかです。
そして、習慣化することです。これを慣れされることで、自分の中に定着させていきたいです。
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