妻と一緒に離婚届を出しに行きました。
普通なら人生において大きな出来事ですが、僕達にとっては紙を出しに行くといった業務的なものでした。
姓を別にする必要がある
なぜ離婚するかというと、盗撮をして捕まってしまったという事実があり、それによっていろいろと不都合が生じるからです。
- 何かで事件のことが明るみに出てしまった場合、苗字は違う方が安心。
- 子供が出来た時に、就けない職が出てきてしまう。
- 離婚しておけば、いざとなればすぐに別々になれる。
という理由で、別々の姓になることを選びました。
これにより、多少は安心して過ごしてもらうことが出来ます。(これだけで全て安心というわけではありませんが…)
離婚届を出すまで
R届と呼ぶ
離婚届というワードは、どうしても暗いイメージになってしまいます。
そこで、妻は「R届」と名付けました。
LINEで送られた時に、一瞬何のことか分かりませんでしたが、そういうことか!と分かりました。
おかげで、悲しくなる気持ちから少し解放されました。
そのような妻の明るくする配慮がありがたいです。
用紙を入手、記入は全て済ます
僕が迷惑をかけてしまったことなので、せめて準備は僕がやろうと思いました。
用紙はどこの自治体の役所でももらえるということで、クリニックの昼休みに近くの役所へもらいに行きました。
妻に、「離婚届をください」とは言わせたくありません。
記入は全てこちらで済ませました。
できる限り、妻には書かせたくありません。
保証人として成人2名の署名が必要なので、僕の両親にしてもらいました。
お義母さんはこの件でノイローゼになってしまっているので、とてもじゃないですがお願いすることは出来ませんでした。
こうして後は妻の書く欄だけ残して、妻に渡しました。
市役所で合流して出す
当初妻は、近くに住んでいるので一人で離婚届を出しに行くと言っていました。
しかし、一人で出させてしまうのが申し訳ないと思い、一緒に行くことにしました。
「婚姻届なら一緒に行きたいけど、離婚届は出してくるだけだから別に一人でもいいよ」
と妻は言ってくれましたが、出すときに絶対寂しい思いをすると思いました。
結局、現地で合流して出すことにしました。
仲良く提出
姓は別々にしますが、仲は良いので温かい雰囲気で離婚届を出しました。
妻には、犯罪をしてしまったのにここまで優しくしてくれて本当に感謝です。
係の人からしたら、なぜ仲が良いのに離婚するのか理解出来なかったと思います。
妻も、「こんなに仲良く離婚届を出す夫婦はいないだろうね」と言っていました。
僕達夫婦にとって、この離婚届は業務的なものです。
ここは通過点として、幸せな生活に向けて一つずつ取り戻していきたいと思います。
姓は別でも、心は別々になっていない。夫婦にはいろいろな形があるのです。
メインページで自己紹介もしていますので、よければご覧ください。
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